りくり。

りくりとして光彩を放つ、言葉遊びをひとつ。

【もったいない】

 

寝るのがもったいない日がある

 

次の日がバイトだとか、人と予定があるだとか

そんなのがある中。

 

基本寝るのはもったいない。

 

とても夜行性なんだろう。

 

何故あの時あなたは笑ったんだろう

 

聞けなかったな

 

私は白鳥なんかじゃないよ

 

あなたがそう思ってくれてるのは嬉しいけれど。

 

私、純粋なんかじゃないよ

 

だってあなたと接する時こんなにも

好きな気持ちを持っちゃってるから

 

あなたには帰る場所があって

あなたには守るべきものがあって

あなたには手放せないものがあって

そんな人を好きだなんて思っちゃってるから。

 

あなたが話しかけてくれると嬉しくて、

あなたが笑ってくれると嬉しくて、

あなたが助けてくれると嬉しくて、

あなたが話しかけてくれると嬉しくて、

そんな私だから。

 

私がいいたいことがあったりして

おずおずしてると、

目を見つめながら「ん?」って首を傾げてくれるのすごく小っ恥ずかしいけど嬉しくて、そんな仕草が好きと思ってしまう。

 

きっと言えない気持ち。

ずっと言えない気持ち。

ずっと隠さなければいけない気持ち。

 

 

そもそも、

抱いてはいけない気持ち……

 

だったのに、私はバカだからまた

何の気なしのあなたの態度で一喜一憂してる

 

知らないでしょ?笑

 

だって必死に隠してるもん

だって必死に押し殺してるもん

 

 

だからたまにそっけなくなっちゃうんだよ

 

あなたが優しいからいけないんだ

 

私の心が弱いからいけないんだ

私の心が弱くて、その優しさが染み込んでしまったからいけないんだ

 

 

 

眠れない夜は

コーヒーに牛乳を入れて温めてから

フーフーしながら飲んで

私の体にそっと流し込んでから

布団に入ればきっといつのまにか眠くなってるはず。

 

 

明日も、この前みたいに

あなたと楽しいひとときになればいいなと

心の隅で思ってしまう。

 

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【心の重圧、頭の片隅】

 

 

最近の私は、気分がよく優れなかった。

 

モヤモヤとざわざわとどんよりとしくしくと。

 

クッキー作りは私がお菓子の話をしてたのから始まり、ひょんなことから今働いてるバイト先でワンコーナーを設けてもらってそこで置いてくれる話になった。

 

それが嬉しい反面、実際にその日が近づくと

不安が6〜7割。

楽しみでもあるけど。

 

気の利いた言葉は、

何故出ないのかな。

 

今日も優しかったのに。

優しい顔に優しい言葉。

 

照れてしまったのと、タイミングを逃してしまったのと理由は様々だけど。

 

言いたかったのに、どうして言えないのかな。

 

どうして言葉が…

出ないのかな。。。

 

どうして気の利いた話ができないのかな。

 

 

どうして気持ちはいつもこんなにもあるのに

どうして一つもそれが滲み出ないのかな

 

 

気持ちを隠そうとして私は、

人を傷つけてばっかだ。

 

気持ちを読まれまいとして、

好きな人を傷つけてばっかだ。

 

ごめんね。

 

 

 

 

 

【君、心ありき。】

 

季節はもう、初秋をすぎて夜のとばりから鈴虫が「次の季節がきたよ」と告げる。

 

それなのに、昼間となればまだまだ汗ばむ程のべっとりとした蒸し暑さに体が茹だるようだ。

 

さよならを告げた、君と君。

久しぶりにつるんでる、きみ。

初めましては1年前でもう日常に溶け込んだキミ。

 

 

色々なものが駆け巡り、色々な想いが宙を舞う。

 

泣く蛍だった1年前の私も、

きみとキミに出会い接して心の傷が、患部が、

日に日に癒えて、もう大丈夫よとなった。

 

 

心を救って、想いを掬ってくれた

弱さを救って、強みをくれた。

 

 

きみ、心ありき。

キミ、心ありき。

 

 

きみへの想いも、

キミへの想いも、

 

暖かくなる想いばかりで、

心の支えというよりも、私の主軸になってしまうほどに。

 

キミに伝えてしまえたなら、どんなに楽だろう。

 

どうしてもっと早く出会えなかったんだろう

どうしてキミには家族が有るのだろう

 

どんなに想い馳せても、

言えない、伝えられない。

どんなに想い願っても、

叶わない、敵わない。

 

 

距離が近くて、顔を背ける。

キミがこっちをみてて、顔を背ける。

キミに話しかけたくて、顔を背ける。

 

キミに話せたとして、他愛ない何の生産性もない会話。

何にもどこにも繋がらない、キミと私の距離が縮まることのない会話。

 

キミから、聞きたくない話題。

あまりうまく笑えない。

 

それを察してなのか、

あまり話さなくなってくれたりしてるのか、

それとも私の思い過ごしなのか。

 

優しさは、程々にして。

向けられる笑顔に心躍ってしまうから。

 

言葉は、温もりを持たないで。

その温もりに、希望を抱いてしまうから。

 

素敵なキミを掻き消さなきゃ。

 

この気持ちに気付いてしまった時から、

苦しさしかない。

 

 

それを補うように、

そちらに行ってしまわないように、

きみの無償の優しさを利用して、

きみの好意を利用して、

自分自身の行き場のない想いを分散しているのだ。

ごめんなさい。

 

それでも私は、本当にきみとならいいと思ってる。

それでも私は、本当にきみとならそういう関係に進んでいいと思ってる。

 

 

 

愛おしくも思える、、、

 

 

きみの心あり故。

 

 

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